マイセン修復
17世紀から伝わるドイツマイセン地方独自の白磁の風合い、色使い…
補修、復元作業を通して当時の息吹を再現します。
愛着のあるマイセンの人形や器をリペアしてみませんか?
アレックスでは破損したパーツを接着し、吹付塗装で継ぎ目を自然に演出します。
欠損部分は専用の材料を使用し成形することも可能です。
購入した当時の風合いが甦ります。
サルの楽隊 指揮者 造作・修復
手首、腕が折れてしまった指揮者。欠片が残っている部分もごく小さな欠片が剥離し失われています。芯穴をあけ芯を入れて補強し、専用接着剤で接着します。剥離し失われた部分も成形します。充分に乾燥させたあと着色し、塗料でつや合わせをして仕上げます。
左手として送られてきた手は別の人形の物であることが分かり、左手は造作することになりました。マイセン美術館まで足を運んで作品の形や色を確かめ、試行錯誤を繰り返して納得のいく作品に仕上げました。
縦笛を吹く男性 修復
腕と笛が折れてしまいました。折れたパーツは大切に利用します。
それぞれの継ぎ目に芯穴をあけ芯を入れて補強し、専用接着剤で接着します。充分に乾燥させたあと着色し、塗料でつや合わせをして仕上げます。
継ぎ目が全く判らない仕上がりです。
バイオリンを弾く男性 造作・修復
欠けたパーツを紛失しても大丈夫です。
欠けた人差し指と小指が無くなってしまいました。かなり細く繊細な部分ですが、専用材料で指を造作し、芯穴をあけ芯を入れて補強します。造作した指にはマイセン独特の肌色を乗せて他の部分と調和させます。最後に塗料でつやを合わせて仕上げます。
バイオリンを弾く手の動きを感じさせる造形が見事に再現されています。
杖が折れてしまいました。
このように細く、外側に設置されたパーツは破損しやすく、同様の依頼を多数お受けしております。
それぞれの継ぎ目に芯穴をあけ芯を入れて補強し、専用接着剤で接着し、継ぎ目がなだらかになるよう整えます。充分に乾燥させたあと着色し、塗料でつや合わせをして仕上げます。
継ぎ目が全く判らない自然な仕上がりです。
マイセン時計 造作・修復
かなり細かく破損しています。紛失したパーツも多数ありました。
欠けたパーツを接着し、紛失した花弁・葉の一部を専用材料で造作し、接着します。
それぞれ塗料を配合して着色し、最後につや合わせをして完成です。
かなり細かい作業ですが、職人が心を込めてひとつひとつ丁寧に仕上げました。
花びら 修復
取れてしまった花を専用接着剤で慎重に接着します。
梱包にも気を遣う作品です。
花器 修復
複雑に割れてしまった花器です。
パーツを接着しただけでは割れ目が目立ちますが、専用材料で割れ目をなだらかに整え、調色した塗料で着色します。
最後につや合わせをして完成です。つやがあり割れ目が目立ってしまう作品でも違和感なく仕上げることが可能です。
陶板 修復
完全に割れてしまった陶板です。
継ぎ目を専用接着剤で接着し、なだらかに整えます。異なる青色を調色した塗料で着色し、つやを合わせて完成です。
裏側も継ぎ目がわからないように仕上げることが可能です。
カップ 持ち手 修復
大事にしていたマイセンのカップ。持ち手が折れてしまいました。
強度を上げるために芯を入れ、専用接着剤で接着します。継ぎ目がなだらかになるように成形し、塗装、つや合わせをして完成です。
修復後は観賞用としてご使用ください。