Remake of Furniture
婚礼家具や両親、祖父母が使っていた家具…思い出の詰まった家具たちが現在のライフスタイルに合わなくなってしまうことがあります。
そんな時は家具を生まれ変わらせて思い出と共に残してみませんか?アレックスがお手伝いいたします。
思い出の家具をドレッサースペースに
■お父様が残されたサイドボード、特注して作ってくれた一枚板のテーブルとベンチをリメイクして配置しドレッサースペースに。
①4枚扉の横置きサイドボードは3枚扉の縦置きキャビネットに変更し、新たに棚板も設置して使い勝手を良くしました。
②一枚板のテーブルは張り出した壁の幅に収まるようカットして3辺を直線に加工、一本脚を造作して使い勝手と共に安全性も向上させます。手前の一辺は一枚板の素材を活かすために残します。
③一枚板のベンチはドレッサーの天板下に収まるサイズにカットしました。
④丸いミラーを壁に設置することですっきりさせると共に天板のスペースも確保します。掃除も楽になります。
⑤ミラー上方に白い棚板を設置して収納量アップさせ、棚受けも白に統一して圧迫感をなくしました。
上の白い棚はキャビネットの天板と高さを揃えること、ドレッサーの天板の高さをキャビネットの中央扉の下の枠に揃えることで個性的でありながらすっきりとしたデザインになりました。
お父様から受け継いだものを形を変えて大切にしたいという施主様のあたたかい想いのこもったすてきな案件でした。
ピアノの改造
■ピアノをライティングビューローに
蓋を閉めると想い出のピアノそのもの、開けるとライティングビューローに早変わりします。
横幅をサイズダウンし、弦や響板が収められていた上パネル内の空間には棚板を付けて本棚にし、鍵盤部分には引出式の天板を取り付けました。
使うたびに楽しかった想い出がよみがえります。
タンスのリフォーム
■桐たんすをローチェストに
桐箪笥はサイズによって2つまたは3つに分割できる造りになっています。
この例では3分割のうち2つを活かして2台のローチェストに仕立てました。
右側の開き戸のローチェストには元々あった台輪を設置し、左側の引き戸棚と引出しのローチェストにはデザインを揃えて新たに製作した台輪を設置して高さを揃えました。
表面の経年劣化が進んでいた本体は焼き加工を施してシックな色調に整え、桔梗がモチーフの前飾りなどの金具類は今後も使用できる状態でしたので、いったん取り外し再塗装して取り付けました。
歴史を感じさせる桐箪笥が現代のリビングにも似合うローチェストに生まれ変わりました。
文机 高さ変更
■テーブル脚・デスク脚
この事例は文机の脚を伸ばしたいというリフォームのご依頼です。
長い脚は元の脚の意匠を参考に挽物で新規製作、全体の雰囲気に合わせて再塗装致しました。オリジナルの文机に戻せるよう交換可能なねじ込み式にしています。
下段の例はオリジナルテーブルの欄でも取り上げたテーブルの脚部分です。四つ脚のテーブルはよくありますが、三つ脚のものはなかなかなく、特注品として製作いたしました。
材質・形状・サイズ・カラーなどご相談ください。
長い脚は元の脚の意匠を参考に挽物で新規製作、全体の雰囲気に合わせて再塗装致しました。オリジナルの文机に戻せるよう交換可能なねじ込み式にしています。
下段の例はオリジナルテーブルの欄でも取り上げたテーブルの脚部分です。四つ脚のテーブルはよくありますが、三つ脚のものはなかなかなく、特注品として製作いたしました。
材質・形状・サイズ・カラーなどご相談ください。