1月某日、アレックス社内においてフローリングリペアコンテストを開催いたしました。
★課題
30㎝にカットした床材中央に円を描き内側を彫刻刀などで2~3㎜の深さに彫り込んで破損箇所とし、その半分を補修するというものです。完成作品は片側が補修前、もう片方が補修後となります。
★作品制作
現場補修メンバーはAチーム9名とBチーム10名に分かれて課題に取り組みました。
さらにコロナ対策として職人同士の距離を取るため、社内3会場に分かれて制作を行いました。制限時間は3時間です。
会場によって気温、照明の種類や明るさが違う他、担当した床材の木目の描きやすさなど、条件には差があります。特に気温が低いと樹脂の硬化に時間が掛かり、結果、着彩に掛けられる時間が少なくなってしまいますが、職人は「条件は現場によって様々なので言い訳にはできない」と果敢に課題に取り組んでいました。
その姿は技術力の向上や入賞以前に本物そっくりの床を再現することに挑戦しそれを純粋に楽しんでいるように見えました。
★選考会
社員全員が1人3票を持ち、よいと思った作品に投票し、得票数の多い順に3位までを入賞としました。
★入賞作品
上位入賞作品は表面だけでなくその奥にも木目が続いていることを感じさせる、本物と見紛うほどの仕上がりとなりました。
また、惜しくも入賞とならなかった作品も決して見劣りしない出来栄えとなっていました。
今回納得のいく作品を制作することができた人もそうでない人も更なる努力と成長を誓っていました。